猫のマダニ感染症の人間への影響とは?重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も解説!

猫のマダニ感染症の人間への影響とは?重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も解説!
この記事の所要時間: 69

こんにちは福岡在住の管理人kinoppiです。

外に出るのが億劫になるほど、熱いですね。

最近、ニュースをみていて気になったので調べてみました。

猫好きな管理人には怖いニュースです。

どんなニュースかといいますと。

2017年7月マダニ感染症に感染した猫に咬まれた女性が亡くなられたとの報道がありました。哺乳類を介して人間の死亡が判明したのは世界初だそうです。

マダニ感染症とはどんな病気なのでしょうか?

猫や人への感染でどんなことが起こりうるのか調べてみました。

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マダニによる感染症とは?

 

 

マダニから感染する病気として4つあげられます。

・重症熱性血小板減少症候群=『STFS(severe fever with thrombocytopenia syndrome))と呼ばれる、重症熱性血小板減少症候群ウイルス(STFSウィルス)による感染症。

・日本紅斑熱;紅斑熱群リケッチアの一種 Rickettsia japonica を起因病原体とした感染症。

・ツツガムシ病;ダニの一種であるツツガムシにより起因菌であるOrientia tsutsugamushi による感染症

・ライム病と呼ばれる人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症。

 

今回、話題となっているのは猫(哺乳類)から人へ感染が報告された重症熱性血小板減少症候群(STFS)について解説していきたいと思います。

 

猫にマダニがどのように感染するのか?

 

マダニは春から秋に多くの発生が見られることから森林や草むら,藪など,マダニが多く生息しています。

マダニは猫が通る際に体熱や二酸化炭素、振動などを感知してすばやく乗り移ると言われています。

そして約1~2週間かけて血を吸ってウイルスが体内に侵入し感染します。感染後は痒くなるので、ずっと体をかきむしるような症状が現れます。そしてウイルスは糞便で排泄されます。また、猫にウイルス感染が起こっても人間と同様に病気が発症する可能性があります。

猫(哺乳類)から人へどのように感染するのか?

 

感染経路は粘膜・血液(体液)の接触感染です!

ここが重要なポイントなのですが、感染経路は咬まれたりなどウイルスが体内に入った際に感染する可能性があります。

唾液を介してなど糞尿を触った手から口にするだけでではウイルスが感染する可能性は低いと思われます。

なので、感染した動物を触ったりしただけでは感染しませんし、引っかかれても感染しません。愛犬や愛猫がもしかしたらウイルスを保有しているかもしれません。なので、定期的な検診とダニ駆除をする必要がありますね。

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マダニ感染症『重症熱性血小板減少症候群(STFS))ってどんな病気なの?

 

重症熱性血小板減少症候群=『STFS(severe fever with thrombocytopenia syndrome))と呼ばれる、重症熱性血小板減少症候群ウイルス(STFSウィルス)による感染症のことをいいます。

国内では2013年に山口県で初めて感染が確認されたのち、主に九州や四国・中国地方で確認されていましたが、京都や北陸でも確認されており全国に広がりつつある病気です。

マダニがこのウイルスを持っている確率は約5~10%です。

潜伏期間(病気が発症するまでの期間)は6日から14日です。

では重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ってどんな病気なのでしょうか?

言葉を分けてみると「重傷」「熱性」「血小板減少」という風に分けられますね。

重傷は重い病気、熱性は熱を持つことであり=発熱ですね。血小板減少は体の血小板(血液を固める性分)が下がることですね。

では体の中で発熱や血小板が減少するとどんなことが起こるのでしょうか?

発熱についてですが、みなさん風邪の時の症状を思い出してください。熱がでると頭痛食欲低下、それに加え吐き気の経験があるのではないのでしょうか?その他の症状として、インフルエンザにみられるような関節の痛み筋肉痛を自覚されることがあるのではないでしょうか?

また、ウイルス感染により脳炎がおき頭の中の神経が傷つくことで意識障害や失語などの症状が起こる可能性があります。

では、血小板減少についてはどうでしょうか?

血小板というのは、血を固める成分でありそれが低下することによって、ちょっとの打撲でもなかなか内出血が治らなかったり、消化器の粘膜が弱くなり下痢症状や下痢症状に伴った消化管出血を起こす可能性があります。などによる刺激で出血を起こしたりします。

まとめると以下の通りです。

【発熱、消化器症状(食欲低下、嘔吐、嘔気、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、意識障害、失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血、下痢などの出血症状、】

 

咬まれたマダニの取り方とは?

 

マダニは猫や人間、犬や動物も同じなのですが、皮膚に頭部をうずめ口(牙)の部分を、皮膚に突き刺して血液を吸い続けます。マダニを排除する際にはピンセットなどで直接マダニを猫から引きはがそうとすると皮膚に頭が口(牙)ごと千切れて残り、そこからウイルスが入ってきて感染症を引き起こす可能性があります。

寄生したマダニを排除する場合は皮膚から切り取る方法がベストです。近くの獣医さんに診てもらいましょう!

おじいちゃんの話では火で熱した針を近づけると熱さで逃げていくと言われていました。
ちなみにアルコールをブラシなどでマダニに塗って取るというような方法が散見されますが、取れません。アルコールは乾燥してしまうからです。

 

マダニ感染症の治療は?

 

現在、ウイルスのワクチンがなく治療という治療は対処療法しかありません。

具体的には減少した血小板を輸血で補ったり、解熱鎮痛剤で熱を下げたり、ステロイドといった抗炎症作用のある薬剤を使用します。

 

マダニに噛まれない対策は?

 

・マダニが好きそうな場所に行くときは肌の露出を防ぐ

マダニは、草むらや湿気の多い場所にいるそうです。そんな場所に行く場合は長袖長ズボンで行きましょう。

・虫よけスプレーを使用する

草むらなどに入るときは必ず、体にスプレーをかけていきましょう。

・マダニに噛まれていないか確認

もし噛まれていたら自分で処置すると血液が逆流して感染が広がる可能性があるそうです。なので、必ず医療機関に受診をしましょう。

 

 

今回、マダニ感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について調査しました。

マダニによる感染の確率は約5~10%です。

マダニに咬まれたら医療機関への受診をお勧めします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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