こんにちは福岡在住の管理人kinoppiです。
今回は素数について紐解いていきます。
素数といえば、小学生の頃に習ったような・・・?
意味はよく分かっていなくても、普段の生活には全く支障は無い?くらいのレベルかと思います。
2017年の年末には、「M77232917」と呼ばれる史上最大の素数が発見されました。
その数字はなんと2324万9425桁の数字で成り立っているそうなんです。
桁が大きすぎてその凄さもよく分からなくなってしまいますね。(笑)
そこで今回は、素数とその意味、またピラミッドとの謎の関係、書籍についてもリサーチしていきます!
素数とは?意味が気になる!
素数とその意味についてですが、聞かれてすぐ答えられる人は相当頭の良い人だと思います。
wikipediaにおいてはこう説明されていました。
「1より大きい自然数で、正の約数が1と自分自身のみであるもののことである。」
・・・・・いまいち意味が分かりません。(笑)
ちなみに「自然数」とは、正(プラス)の整数のことで、0(ゼロ)や負の数は含みません。
ということは、「素数」をもっと噛み砕いて説明すると、
「1と自身でしか割り切れない自然数」ということになります。
これで言うと、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、59、61、67、71、73、79、83、89、97・・・・・などは「素数」です。
約数が、1と自身の数しか無い数ばかりです。
十進法の表示では、2と5以外の素数は、一の位が1、3、7、9のいずれかとなります。
100以下の素数は先ほど紹介した25個あり、1000以下となると168個もの素数が存在します。
合成数
合成数とは素数以外の数を表します。
約数が1とその数自身以外にもある、4、6、8、9、10、12、14、15、16、18・・・・などは合成数です。
基本、4以上の全ての偶数は合成数であり、10以上の数になると、一の位が0、2、4、5、6、8であれば全て合成数であるといえます。
ちなみに、0と1は素数でも合成数でもないと考えられています。
ピラミッドとの謎の関係もリサーチ!
素数のピラミッドとの謎の関係ですが、2016年6月に放送された、TV番組「探偵!ナイトスクープ」の中で、夢の中で素数について、大発見をしたと言う西井さんという依頼者が現れました。
この西井さん、小さい頃から不思議な夢をよく見ており、また数学が趣味で、一冊の素数の本を読んだことから、個人的に深く研究していたんだそうです。
そんな時、西井さんは大きな立方体のピラミッドの周りを飛ぶ夢を見ます。
ピラミッドには表面に光のバツ印の様なものがついており、夢の中でピラミッドが動く事に気付き押してみると、角に集まった形になりました。
さらに、夢で見たピラミッドを再現し、頂上から順に1から数字を当てはめ、素数を黄色で塗ると言う夢の中のルール通りにやり、重ねて見ると斜めのラインが浮かび上がりました。
この西井さんが夢で見た事をヒントに得られた発見が立証出来るかを判定するために、数学の専門家5人が集められます。
「素数が斜めに並ぶ事で、素数を生成するオイラーの2次式が視覚的に分かる、誰も発見していなければ、世紀の大発見かもしれない。」
と、専門家の一人も言いましたが結果としては数学的に明確でない部分があり証明出来ない、と言う結果に終わったようです。
ちなみに西井さんの発見と似たような提唱が、1932年にアメリカの学者クローバーが論文で発表した「クローバーの三角形」と言うものがあるそうです。
また、数学界ではラマンジャという天才数学者が、夢の中で女神に教えてもらったヒントを元に公式を発見しており、西井さんはそれに似ている、と言われたそうです。
そもそもピラミッド自体がその建築方法や構造から、地球外生命体の文化や科学で作られたのでは?と言われているくらいですから、夢の中で見たアイデアでその謎がいつか解明されてもおかしくはないですね!
書籍もチェック!
素数の書籍についてですが、2017年末に発見された「史上最大の素数」がなんと丸ごと本になっています!
この書籍は「2017年最大の素数」と言うタイトルで販売されており、税込1944円で、虹色社(なないろしゃ)というオンデマンド出版事業者が手がけています。
電話帳サイズの重たそうな本の中身は719ページもあるそうです!
もちろん、中はびっしり2324万9425桁の数字が書かれています。(笑)
本当に数字しか書かれていないこの本ですが、なんと4日間で1500冊も売れたそうで、好きな人は本当に好きなんだなあ・・・と思ってしまいます。
特に、数字の羅列がそれだけで美しいと感じる方も多いらしく、芸術的な意味合いでも人気があるんでしょうね。
素数なんて別にそんなに大げさになる事ないんじゃないの?と思ってしまいがちですが、素数を研究することは、実は日々の暮らしにも役立つことでもあり、宇宙の成り立ちとも関係があるんではないか?とも言われているそうです。
また、アメリカに本拠地を置く、電子フロンティア財団(EFF)と言う団体は素数の発見に賞金を懸けており、一億桁以上の素数には15万ドル、十億桁以上の素数には25万ドル!もの賞金がかけられています。
これはとっても夢のある話ですね〜知れば知るほど謎が深まる素数、興味が出たら研究してみると楽しいかもしれません!