四月病の症状と対策をチェック!大学生の場合は?五月病との違いも解説!

こんにちは福岡在住のkinoppiです。

桜もあっという間に見ごろを迎え、新生活が始まりましたね。

春には五月病という言葉をよく耳にしますが、

今回は例年よりも早い時期に発症する可能性のある四月病について

五月病との違いもあげながら大学生によくみられる症状について記載していきます。

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四月病の症状

 

四月は心機一転の時期ですね。新入社員として社会に出る第一歩の時期、昇進して新しい立場になる時期でもあります。

そして冬の寒い時期から暖かい春への気温の変化がやってきます。

そんな不安定な気温の差が心の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

人間の身体はこの時期、暖かな小春日和やまだまだ上着が必要な肌寒い気温に対応しようと一生懸命頑張ります。

その時に活躍するのが自律神経系です。

自律神経は心のバランスを保つ機能を持ち合わせています。

しかしながら気温差に対しての体温調整に神経を使っていると、心のバランスに手が回らなくなってしまいます。

・不安感 

・イライラ

・落ち着きの無さ 

・憂鬱な気分

といった症状が気になり始めたら注意が必要です。

また4月に起こることが多くなってきており、そんな状態を四月病といったりします(保険病名ではありません)。

そして四月に起こる病気のひとつであることから四月病に挙げられる病気があります。

それは麻疹(はしか)です。

麻疹といえば、子どもがかかる病気といわれる方が大半だとおもいます。

しかしながら、子どもの頃に麻疹にかかってなっていない人は、大人になってかかることがありとても注意が必要です。

なぜ、四月頃に流行するのか?

その一因とされているのが、進学などで新しい環境や大人数で集う機会も増えるという事です。

麻疹のウイルスは空気で感染します。

空気感染とは空気中を浮遊する微細な粒子(5μm以下の小さな粒子)であり、一度空気にでると長時間浮遊しています。

人が多い中にいるということはウイルスが存在する確率が増えるということです。

免疫がない方はその場で空気感染してしまうことがあります。

麻疹の対策としてまずはマスクを着用しましょう。

そしてもっとも効果的なのは、予防接種です。

1回のみ行った人と2回行ったことのある人では、感染の確率が変わってきます。

1回の予防接種での免疫獲得率は約95%です。

残りの5%の方が感染する可能性があるため麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)の2回接種が推奨されています。

若年層の中には、1回のみの予防接種であったり、1回も受けていない方もいるため、大人になって麻疹が感染する可能性があり、大人での感染は重症化するため注目されています。

上記のように四月病は気温など外部からの影響を受けやすい傾向が見られます。

五月病の症状とは

環境が変わると焦りや不安で気付かないうちに肉体的・精神的な疲労を蓄積させてしまいがちになります。

4月・5月になって疲れるようになったなーって思うようになったときは注意です。

4月からの新生活に対して意欲的に行動しているなか、知らず知らずのうちに抱えていたストレスがゴールデンウィークなど、ふとしたきっかけにより緊張の糸が切れることで一気に五月病の症状が起きてしまうといわれています。

精神的ストレスや身体的ストレスが重なると、ものの見方が否定的・悲観的になり、普段なら乗り越えられるストレスもよりつらいものに感じ、さらなる悪循環に陥ってしまう事もあります。

・睡眠障害(夜眠れない、朝起きられない ) 

・食欲不振 

・頭痛 

・焦りや不安を感じる 

・免疫力の低下により風邪をひきやすくなる

などの症状が見られます。

五月病にかかる人の特徴としては「完璧主義」「責任感が強い」「几帳面」「忍耐力が強い」など傍から見ればしっかり管理できそうな人ですが、そういった人は逆に期待されることが多くなり、逆にストレスを溜めやすいことからかかりやすいといわれていました。

しかし最近ではこれらに当てはまらない人でも発症しているそうです。

五月病はストレスなど内面的な影響を受けやす傾向が見られます。

大学生の場合は?

・環境に慣れようとして、毎日緊張して食欲が出なかったり気分が落ち込んだ。

・やる気が起きず、眠くてしかたなかった。

・4月は新しいことばかりで頑張ろうと思って頑張りすぎてしまい、5月にはその疲れが一気に出てくる。

・新しい環境に慣れ始めたところで、長期の休みを挟むとやる気が落ちる。

・家から登校するまでの間がものすごく憂鬱になる。

入学当初はがんばるぞと意気込んでいたが、次第に疲れをため込んでしまいこのような症状が出やすくなってしまうようです。

逆効果になる?!NGな対策法

 

1.甘いものを食べる

甘いものは疲れたときによいといわれますが、一時的に血糖値を上げてイライラを抑えているだけなんです。

そして上がった血糖値が急激に下がるとまた気分が落ち込んでしまいます。

食べる量は少なめにして、その分贅沢するなどして楽しみましょう。

2.お酒を飲む

疲れた時にはアルコールですよね!なんといっても仕事後のビールは特においしいですね!

アルコールは気分を高揚させるので「疲労感」が解消できたように感じますが、疲労そのものは解消できていません。

実はビール1杯(約350ml)飲むことにより約2時間も肝臓が働いているとのことです。

その2時間はたとえ寝ていたとしても身体は起きている状態になり疲れがとれていません。

寝酒は安眠を妨げるのでおすすめしません。

肝臓や脳の細胞にダメージを与えて疲れやすくなるのでほどほどに。

3.週末に予定を詰め込む

休日は比較的元気だからと予定を詰め込み、夜更かしなど寝る間も惜しんで活動するのはNGです。

疲労回復物質は睡眠中にしか働かないため、疲れを取るには睡眠をしっかり取ることが大切。

アメリカの報告では健康に関係する最適な睡眠時間は7時間といわれています。

7~8時間睡眠を心がけましょう。

気分転換、リラックスを大切に。有効な対策法

1.ゆっくり眠る

心が疲れているときほどたっぷり睡眠をとることが大切です。

疲れているときは8時間ほどねむるとよいでしょう。

睡眠は、脳や自律神経を休めるたった一つの方法です。

気持ちや身体が辛いなと感じたときはいつもより早寝を意識しましょう。

2.好きなことに没頭する

五月病に一番手軽で効果的なのは、オンとオフにしっかり区切りをつけて、「好きなことに没頭する時間」をこまめに作ること。

音楽を聴く、読書、映画を見る、ペットと遊ぶなど心がワクワクする時間を大切にしてください。

3.太陽の光をたっぷり浴びる

太陽の光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌されます。

自律神経を整えて、はつらつと健やかな日々を過ごすのに不可欠なホルモンといわれてます。

ほかに早寝早起きや、リズム運動、よく噛んで食べる事でもセロトニンを増やすことが期待できます。

まとめ

今回は4月病、5月病についてそれぞれ解説しました。

この時期はなかなか心も身体もゆっくり休めることが難しいかもしれませんが、

しっかりと自分のSOSサインを感じ取って適度にメンテナンス、リフレッシュを心がけましょう。

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