骨折後のリハビリ方法が気になる!期間や痛みは?手足首について解説!

骨折

こんにちは福岡在住の管理人のkinoppiです。

いよいよ暑さが増してきましたね。

こんな夏はやはり海に入りたいですね。

BBQ、ウェイクボード、花火もしたい。

そして体を鍛えたい!

皆さんは何をしたいですか?

さて今回は骨折後にどのようなリハビリをするか説明していきたいと思います。

リハビリの期間はどのぐらいかかるのでしょうか?手や足首でどんな違いがあるかも解説していきます。

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骨折後のリハビリ方法が気になる!

ストレッチ

 

骨折後ってどんなリハビリをするのでしょうか?

まずリハビリの主な役割は衰えた身体機能の回復と向上です。

骨折をすると固定しますよね?もしくは手術をするかもしれません。

固定や手術によって失われた身体機能を回復するのがリハビリです。

では固定や手術によってどんな機能が失われるのでしょうか?

その辺を説明後にリハビリの方法を解説していきたいと思います。

まず、どこの骨折でもそうですが、骨折は安静にしておかなければなりません。

安静は言葉通り休めることです。

言い換えれば使わないこと。つまり固定して手なら三角巾で吊り、足なら松葉杖を使って生活することです。

どんな固定をするかというと主にギブス固定です。

昔でいうところの石こうですね。

手や足にギブス固定を行うとどんな状態になるんでしょうか?

まずは手や足の機能から考えていきたいと思います。

手や足の機能ってどんな役割をしているの?

 

手っていうとざっくりしているので肩、肘、手(指)に分けて説明したいと思います。

は主に腕を上げる役割があります。高いところの物を取る時に必要な機能ですね。

は肩、手の中間にあり持ったものを支える役割があります。

は主に物を掴んだり、書いたりと緻密なことをする役割ですね。

ではその機能が失われるとどのようなことが起こるのでしょうか?

日常生活で困ることといえばある程度は想像できると思いますが、肩が使えなくなると頭まで手が挙がらず髪が洗えません。肘も同じです。そして服を着たりするのも困難になってきます。

肘が使えなくなると口まで手が届かず歯磨きができません。

手(指)は主に物書きができません。ボタンの開け閉めや、物をつまむ動作が難しくなります。

足に関してはある程度、膝や足関節が曲がらなくても筋力さえ戻ればなんとか歩くことはできます。

骨折をするとそういった機能が失われる可能性があります。

失われる機能とは主に関節の機能です。

曲がらない伸ばせないといった状態が起こると日常生活に支障をきたします。

筋力は落ちてしまっても日常生活を送っていればある程度は戻ってきます。

しかしながら関節や関節周囲の腱(けん)が拘縮してしまうとなかなか元に戻りません。

固定の期間によっても拘縮の度合いは違いますが骨折で1~2か月も固定をしてしまうと元の可動域(曲がり具合)の約50%は失われてしまいます。

肩ならなんとか頭に届く程度、肘ならズボンを履く程度、手(指)なら特に親指の機能が低下すると物が掴めません。

骨折をした後に骨折が治癒しても痛みが残るのは関節拘縮によって筋肉や腱(筋)が固くなり、突っ張って痛みを感じているのです。

ではいよいよどんなリハビリを行うかです!

リハビリ方法は?

 

骨折後のリハビリでは関節の拘縮(関節が固まってしまうこと)や筋力低下に重点を置いて機能回復を目指した訓練を行っていきます。

じゃあ、本題のリハビリはどんなことをするのかというと。

主にストレッチ筋トレなのです。長々前置きをしてそれかよ!

って思われる方が大半だと思いますが、そうなんです。

ただ、リハビリの場合は医学に基づいたストレッチと筋トレです。

足の骨折などは4~6週間も歩けないような状態になることもあり筋力はかなり落ちてしまいます。

筋肉を戻さないと歩けません。

また固定することにより関節が硬くなり動きが悪くなってしまうため、硬くなった腱や組織をストレッチで伸ばしていくことです。

リハビリは医学に基づいたストレッチです。

固まったり、痛んだ筋肉をピンポイントで伸ばしていくからこそ効果があると思ってください。

闇雲にストレッチしても壊す可能性があります。

手、足、肩、肘もそうですが人間には可動域があります。

正常であれば肩なら180度も動きがありますが、足関節は20~30度しか動きません。

もともとあまり動きが少ない関節は多少硬くなっても生活には支障ありませんが、動きが大きい関節になると動きの制限により生活に支障が出てきます。

関節の動きが固まる主な原因は腱(けん)や筋肉や関節包(かんせつほう:関節の周りを囲むふくろ)が硬くなることです

腱って聞きなれないと思いますがアキレス腱なら皆さんご存知だと思います。腱は筋肉を骨につなぎ留める役割があります。

また関節包は関節の中にバイ菌が入らないように関節を守っている袋のようなものです。

腱は柔軟性が高い分、一度固まってしまうと柔らかくするのにとても時間がかかってしまいます。

関節は関節をとりまく関節包や筋肉、骨と筋肉をつなぐ腱でできています。

固まった関節の袋はリハビリではなかなか柔らかくすることは難しいですが、筋肉や腱はある程度伸ばすことができます。

新体操などの開脚が良い例です。生まれつき体が柔らかい人とは別にして2~3日で股割ができる人はまずいません。

肩には腱板(肩回りの筋肉で腕を挙げたり回したりする筋肉)、肘には屈筋腱・伸筋腱(伸ばしたり曲げたりする筋肉)や回内外筋(手の平を返したりする時に使う筋肉)、手には屈筋腱・伸筋腱(指を伸ばしたり曲げたりする筋肉)がそれぞれあります。

肩の腱板は4つ、肘周りには約10種類の筋肉、手(指)の周りには約20種類の筋肉があります。

足は意外と少なく膝と足関節周囲で約10種類です(足の指はまた別ですが)。

それが一斉に固まってしまうと、なんとなく動かなくなりそうですよね。

ストレッチでは固くなった筋肉を柔らかくすることから始め、その後しっかり腱(筋を)伸ばすことがリハビリであり治療です。

保存加療を行うか手術を行うかで固定の期間が変わりますのでリハビリ開始時期は前後しますが、固定を外してから早期にリハビリを開始します。

早期にリハビリを行う目的は関節が完全に固まってしまうとリハビリでは動きが改善しない可能性があるからです。

ただし骨折の程度によってはすぐに動かせない場合があり、固まった関節を伸ばすような手術が必要になることもあります。

ストレッチ以外にも物理療法といってホットパック低周波超音波で筋肉を柔らかくしたり、電気で痛みを和らげたりも行います。

この物理療法は骨折だけではなく、捻挫や腰痛の患者さんに行うこともあります。

では次にリハビリは実際どれぐらいの期間がかかるか説明していきます。

期間や痛みは?手・足首について解説

Time

 

では実際に固まった筋肉や腱を伸ばすにはどれぐらいの期間がかかってくるのでしょうか?

リハビリの基本は早期可動域訓練です。早くから動かすことで関節が硬くなるのを防ぎます。

しかしながら、骨折によっては粉砕が強かったり手術を行うと固定の期間が必要になってきます。

基本的には安静や固定した期間のおよそ2~3倍です(ただし子供は柔軟性がかなり高いので約1~2倍です)。

手や足もそうですが約1か月固定すれば2~3か月のリハビリが必要になってきます。

しかし関節拘縮の度合いが強いと半年リハビリをしても元の状態まで回復しない人もいます。

特に指は緻密な動作を行う役割がある分、関節拘縮が早期に起こり戻りにくいといわれています。

なので、期間というと個人差があり厳密には答えるのは難しいですが、経験上は3か月しっかりリハビリを行って改善がみられなければそれ以上良くなる可能性は低いと思われます。

リハビリ期間の一つの目安としては医療機関でのリハビリは一つの病気に対し150日と決まっています。約5か月です。

約5か月を過ぎると月に何回かしかリハビリを受けることができません。

手の期間や痛みについて

手に関していうと関節が3つもあり指は繊細なことが出来る分、使えなくなるとその代償は大きいです。

関節の動く範囲も大きいため骨折による固定によって関節の拘縮(こうしゅく)が起こると元の状態に戻すのにかなりの期間がかかってくる可能性があります。

のリハビリは骨がくっつく約4週間後よりリハビリを行います。骨折のズレが全くない場合は約2週間後より徐々にリハビリを始めることもあります。

手の指の場合は関節の拘縮が起こりやすいので注意が必要です。

リハビリは動きが良くなるまで行います。

また、リハビリを行ってもすぐには動きが良くならないケースもあり3か月近くかかることもしばしあります。

手首の骨折に関していうと可動域はそこまで大きくないため、リハビリは長くても約2~3か月ぐらいで不自由なく使えるようになる患者さんが多いです。

 

痛みに関しては骨折が完治してしまえば固まった関節をリハビリで動かす時に痛みを伴う以外は大きく痛むことはありません。

しかしながら骨のくっつきが弱かったり、関節の拘縮が強いと少し動かすだけで痛みが伴うことがあります。

足の期間や痛みについて

足に関していえばリハビリの期間はさまざまです。

リハビリの期間を考えると足の指先から踵にかけて期間が長くなるようなイメージを持ってください。

足指骨折(末節骨、中節骨、基節骨)

足の指(末節骨、中節骨、基節骨)の骨折であればリハビリは行わないこともあります。

骨がズレていない場合は固定は1~2週間ぐらいで、痛みに応じて踵歩行を行ってもらいます。

大抵の方は踵歩行されますので、約1~2週間毎のレントゲンチェックのみで骨折が完治して痛みがなくなれば足の指をついて歩いてよいですよと指導するぐらいです。

中足骨・足根骨骨折

足背部の骨(中足骨、楔状骨、立方骨)に関しては足のアーチを支える重要な役割があります。

折れ方によっては手術が必要になります。

基本的には骨折が完治するまで折れている骨に負担をかけることができません。

骨折が完治するまで約4~6週間は松葉杖での免荷(めんか:足をつけないこと)もしくは踵歩行を行います。

その後、痛みに応じて体重を少しずつかける必要があり全体重かけるようになるまでにトータルの期間で考えると約2~3か月間はリハビリをする必要性があります。

足関節周囲骨折

足の関節(距腿関節:脛骨、腓骨、距骨)や踵骨(しょうこつ)に関しては、体重を支えるとても重要な骨です。

特に足関節の骨折に関してズレている骨折であれば多くは手術になります。

なぜなら骨が1mmズレるだけで骨折周囲のじん帯が緩む可能性があるからです。

踵はさほどズレていなければ保存加療で経過を診ることもあります。

保存や手術にかかわらず骨がくっつくまでの約4~6週間、の松葉杖免荷が必要になってきます。

この期間は新しい骨ができるまでの期間です。

 

*骨ができるまでの過程は以下のリンクで詳しく説明しています。

 

また、新しい骨ができ始めても体重を一気にかけると、痛みや再骨折の可能性がでてくるため、約4~6週間かけて徐々に体重の負荷を上げていくリハビリを行います。

ただし、その間なにもしないと足の筋力が落ちる一方なので、太ももなどの筋力が落ちないようにリハビリで筋力強化を行います。

全体重での歩行ができるようになるまでトータルで約3~4か月はリハビリが必要になってきます。

痛みについて

痛みについては骨がくっついても歩き始めは体重がかかるので痛むことがあります。

なぜなら骨に負荷をかけていなかった期間があるため、骨萎縮(こついしゅく)が起こる場合があるからです。

骨萎縮とは局所の骨粗鬆症みたいなものでレントゲンでみると骨が薄くなって見えます。

骨萎縮は体重をけて歩行を行えば自然と治ってきますので安心してください。

骨萎縮の改善けいかとともに痛みは軽くなります。

しかし踵(かかと)の骨折に関しては他の部位の骨折とは違い、体重が一番かかる場所であることから骨がくっついても痛みが残る患者さんもおられます。

中には半年リハビリを行いましたが痛みが残った患者さんもおられます。

そんな時は、ヒールパッドなど踵に負担がかからないように工夫をする必要があります。

 

今回はリハビリの方法や期間について解説しました。

何か分からないことやご質問等があればお答えしますのでコメントをお願い致します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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