こんにちは福岡在住のkinoppiです。
花粉症といえば目のかゆみ、鼻づまり、くしゃみ、体のだるさなどがあげられます。
せっかく暖かくなってきて外出などを楽しみたいと思ってもこの辛い症状のおかげで外に出るのが億劫になってしまいますよね。
花粉症は体内の免疫システムが花粉に対して過剰に反応して引き起こされるアレルギー疾患です。
花粉が体内に侵入すると抗体が作られます。
抗体が増え続け一定量を超えると花粉を体内から排出するため、粘膜を刺激するヒスタミンなどが放出されます。
その結果辛い花粉症の症状が起こるのです。
今回は花粉症ピーク時期、対策についてと症状を和らげたい場合にオススメな食べ物や飲み物について記載したいと思います。
花粉のシーズンは福岡では2月下旬から3月上旬まで、広島・大阪・名古屋では3月上旬から中旬、東京のピークは3月上旬から4月上旬にピーク到来といわれています。
7~8月にかけての日照時間が全国的にやや多くなったこともあり、春の花粉飛散量は例年並みかやや多くなるそうです。
傾向としては前年の花粉飛散量が多いと翌年は減少し、逆に前年が少ないと翌年は増加するといわれています。
東北から関東地方にかけては春の花粉飛散量が例年より少なかったため、春の花粉飛散量がかなり多くなると予想されています。
花粉症対策について
外出時にはメガネ・マスクを身に着け、衣類の素材も花粉が付着しにくいツルツルとした素材のものがオススメです。
帰宅後には洗顔やうがいをするのも外出時に体に付着した花粉を洗い流すことができるため効果的です。
また睡眠をしっかりとる、空気が乾燥しないように部屋を加湿する等炎症が起こりやすい目や喉などの粘膜を守ってあげることも大切です。
どうしても目のかゆみが我慢できない場合は絶対に目をこすったりせずに冷水にひたしたタオルを絞って目に乗せて冷やすことにより症状が落ち着く場合があります。
花粉症の症状を和らげる食べ物!
1.しそ
しそに含まれているαリノレン酸は、抗アレルギー作用があり、花粉症予防に良いとされています。
また、ロスマリン酸は花粉症による鼻炎症状をを抑える働きがあります。
2.れんこん
れんこんにはアレルギー症状の原因となるIgE抗体の過剰生産を抑える働きが期待できます。
その他にも炎症を抑えたり、のどの痛みや鼻水などを抑えるタンニンも含まれています。
3.ヨーグルト
ビフィズス菌は、アレルギー症状の緩和に有効なビタミンB6を含むB群を合成する働きがあり、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸の中を良い状態に保つことで、免疫力が上がります。
花粉症だけでなく風邪を引きやすい人や疲れやすい人にもおすすめの食べ物です。
4.バナナ
バナナを8週間毎日食べるとくしゃみが緩和されたという研究報告が上がっているそうです。
是非ヨーグルトと合わせて取り入れたいですね。
5.サバ、アジ、イワシ等の青魚
DHA、EPAを多く含むこれらの青魚を1日1尾、1か月間続けると花粉症予防に効果的だそうです。
焼き魚や煮魚はめんどくさいという方も、サバ缶を活用すればお手軽に摂取可能です。
花粉症の症状を和らげる飲み物!
1.緑茶
緑茶に含まれるカテキンは粘膜を保護する作用が期待できるので目のかゆみ、鼻づまりなどに効果的です。
熱い緑茶の一番茶を温かいうちに頂くことがポイントです。
2.ルイボスティー
香りが高く、ノンカフェインであることが特徴です。
ルイボスティーにはフラボノイドが含まれているため、花粉症への効果が期待されています。
3.甜茶(てんちゃ)
中国原産の甘みのあるお茶の総称で、中でも甜葉懸鉤子(てんようけんこうし)という種類に甜茶ポリフェノールというアレルギーで生じる物質であるヒスタミンの作用をやわらげる効果があると注目されています。
4.レモンバームやカモミールティー
ハーブ類は全般的に抗酸化作用の高いポリフェノール成分が多く含まれていますが、なかでもレモンバームに多く含まれる粘膜を保護する作用が期待できるのでロズマリン酸は、アレルギー症状のもととなるヒスタミンの分泌を抑える働きがあります。
就寝前に飲む事でリラックス効果も。
5.コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインに自律神経を刺激する作用がある為アレルギー抑制効果が期待できます。
アイスよりもホットのブラックコーヒーがオススメ、砂糖などコーヒーに加える食品は花粉症を悪化させてしまう場合もあるので、加えるのであっても少量に留めておきましょう。
まとめ
花粉症の症状を温和させるには免疫力を高めることが大切です。
しっかり予防したい場合は上記等の食材を継続的に花粉が飛散する前から摂取し続けるとより効果的です。
またお酒や肉類、糖類は症状を悪化させてしまうので取りすぎには注意しましょう。
症状がひどい場合には、そのままにせず専門の医療機関の受診をオススメ致します。